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「Di2」シマノ電動コンポを調査せよ1 FD・RD編 [自転車部品探訪]

ロングライドでの地図表示欲求や、
サイクルモードでの実物への接触
Garmin EDGE 1000Jへの物欲増進が止まりません。
edge1000を導入する上で避けて通れないのが電動コンポの導入です。

私にとってのedge1000導入の決め手は、
地図表示に加えて、
ギアの段数表示ができるからです。

そのためにはワイヤ変速では駄目なので、
Di2の導入を考えなくてはなりません。
そこで、これまで興味がなかったDi2のお勉強をしてみます。
美ら島オキナワセンチュリーランでのDi2車の試乗
ちょっと興味が強くなってきていますし。



シマノDi2


電動コンポとしてカンパニョーロEPSもありますが、
今回はシマノDi2限定ということにします。
私がシマノユーザーという単純な理由ですみません。


電動コンポはこれまでに4シリーズが
発売されています。

古い順に並べるとこうなります。。
Dura-Ace 7970シリーズ
Ultegra 6770シリーズ
Dura-Ace 9070シリーズ
Ultegra 6870シリーズ


これらのうち、
最初に発売されたDura-Ace7970シリーズとそれ以外の3つは
互換性が全くありません。

シマノの互換表からも消えていることから分かるように、
7970Duraはシマノにとってはまるでなかったことにしているようです。
電動コンポの黒歴史とでも言いましょうか。
こういうことがあるので、
新しいものが出た瞬間に購入するのは怖いんですよね。




ワイヤー式から交換するもの


まずは基本構成を見てみます。

電動コンポのメインとなるのは、

(1) シフター
(2) フロントディレーラー
(3) リアディレーラー

の3点です。
クランク・BB・リアスプロケット・ブレーキ※は従来品と変わりません。
つまり、ワイヤー式コンポから部品交換で電動に変更したい人は、
STI・FD・RDを交換すれば良いということになります。
(※78世代以前のコンポの場合、ブレーキ引き量が違うので注意)
電動の場合、サテライトスイッチをつけらたり出来ますが、
それはひとまずなかったことにしておきましょう。

シフターはSTI(デュアルコントロールレバー)ですが、
シフト動作が電気スイッチになっています。
電気ケーブルがつながって、
フロントディレーラーとリアディレーラーにシフトアップ・ダウンの信号を送り、
モーターを動かします。

こうしてみると、ワイヤー式との違いは、
手の力でディレーラーを動かすのか
電動モーターで動かすのかの違いでしかありません。
ブレーキレバーにスイッチがついただけのSTIが、
なぜ電動コンポでもこんなに高価格なままなのか、
それは公然の謎ですな。

スイッチの信号をケーブルでディレーラーにつなぐ。
これだけのことなのですが、
シフターとFD・RDの接続、
バッテリーの設置の仕方などが多種多様。
自分のフレームに適したコネクタ(ジャンクション)選びを真面目に調べる前は
その辺りの選択の難易度が高いと思っていました。

シマノのDi2のページを見ても、
そういう情報、つまり周辺部品選択の情報はなかなか出てきません。
各部品がどんな役割を持っているかしっかり把握しないと、
無駄な部品や機能不足な部品を買ってしまいそうです。

でも、調べてみると意外と選択肢は少ない様です。
真剣に考える必要がありそうなのは、
ケーブルの長さくらい。
その辺の接続関連は、次回以降にまとめてみます。


なおここで言い訳。
個人のブログを読んでいると、電気製品にありがちな、
「ファームウェアのバージョンによってできたりできなかったり」
があるようです。
まだ少々発展途上ということなのでしょうかね。

ということは、私が現時点で調べたことは、
将来的には変更が入ってしまうかもしれないということ・・・。




FD・RDの組み合わせ


電動化するときに、STI・FD・RDの3点を交換すれば良いことはわかりました。
まずはDi2化の第1歩として、
FD・RDを選んでみましょう。

FD・RDは電動コンポならどんな組み合わせでもいいのかというと
そうではありません。
機械式ではB互換以下でも無理やり動かすことが出来ましたが、
電気式ではそういうことが出来ないのが悲しいです。


まず、FDとRDは共通世代でないといけません。
どういうことかと言うと、
FD-6770RD-6770のセットか、
FD-9070/FD-6870のどちらかとRD-9070/RD-6870のどちらかのセット。

分かりにくいのでまとめてみましょう。

FD RD
10速 この組合せのみ FD-6770 RD-6770
11速 組合せ1 FD-9070 RD-9070
組合せ2 FD-6870 RD-6870
組合せ3 FD-9070 RD-6870
組合せ4 FD-6870 RD-9070


まず、10速の場合。
FD・RDは、6770系アルテグラ一択になります。
6870系アルテグラや9070系Dura-Aceは11速専用なので、10速では使えません。
逆に、6770系FD・RDは11速では使えません。

これ以外に10速の選択肢はありません。
最初に書いたように、10速コンポとして7970系Dura-Aceもありました。
しかし、7970系は9070/6870/6770系との互換性が低いですし、
在庫もほとんどないようですし、
そもそもシマノがなかったことにしようとしているようですし、
現在すでに7970系を持っていない人は、選択肢にはしない方がいいでしょう。
よっぽどのマニアなら別ですが。


ちなみに、以前はFD-6770と11速系RDを混載して使えていたようです。
6770ユーザーはRD・チェーン・スプロケのみの交換すれば、
最安価11速化が出来たという古めの記事が散見されます。
しかし残念ながら、ある時期のファームウェアアップデート以来、
その方法が不可になったらしく、
今はシマノの公式見解も、FD・RDの変速数(10 or 11)は一致していないとダメとのこと。
(シマノの人にも確認しました)
バッテリー台座のファームウェアが古いバージョンなら混載できる、
という話もあるようですが、その辺りの真偽は不明です。

Ultegra FD-6770
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Ultegra RD-6770
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取り扱いが
無いようです



次に11速の場合。
11速の場合は、9770系と6770系の2シリーズがありますが、
これらは混載しても問題ないようです。

つまり、表の「組合わせ1~4」はどの組み合わせでも構いません。
あえてDURAとULTEGRAを混載することはあまりないと思いますが、
ULTEGRA一式をそろえていた人が、
RDだけDURA化したりすることも可能です。

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9070系Dura Ace Di2にはSS(ショートケージ)しかありませんが、
アルテグラDi2なら、SSに加えてGS(ミドルケージ)もあります。
主な違いは、最大歯数。
Duraもアルテグラも、SSの最大歯数は28Tですが、
RD-6870-GSの最大歯数は32Tです。

超低ギアとは言わないまでも、
カセットスプロケットに29T以上のものを使いたいなら、
RD-6870-GSにしておきましょう。

Ultegra RD-6870-GS
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次回はSTIの選択を考えてみましょう。

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***** 「Di2」シマノ電動コンポを調査せよ 目次 *****
********************************
その01 FD・RD編
その02 STI編
その03 フレーム分類編
その04 バッテリー・台座編
その05 ジャンクションB編
その06 ジャンクションA前編
その07 ジャンクションA後編
その08 ワイヤレスユニット・追加スイッチ編
その09 TTバイク編
その10 特殊STI編
その11 周辺機器編
その12 部品選びまとめ編

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コメント 1

kawakami

電動コンポ切替で今一歩悩んでいました。
大変参考になりました。
by kawakami (2017-02-08 14:25) 

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