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SRAM RED eTAP 1 購入編 [自転車部品探訪]

遂に中華カーボンミニベロ号のコンポを電動化してしまいました。
シマノ派の私なので、機能と価格のバランスのいい
6870系ULTEGRA Di2

・・・にするのが順当なところですが、
有線の電動コンポには全く興味がありません。
それなら機械式の方が私の好みです。
メカメカしいところが(私にとっての)自転車の魅力なのに、
なぜ利便性もそう上がらない有線電動コンポにしなければならないのでしょう。


ということは、ワイヤレス電動コンポの
SRAM RED eTapしか選択肢にありません。

なお、ワイヤレスコンポはFSAがK-FORCE WEを発表しています。
FSAはSRAMとは違い、
シートチューブ内のバッテリーと前後のディレーラーは有線、
そのディレーラーたちとデュアルコントロールレバーは無線接続の
セミワイヤレス方式。
これはこれでなるほどと思いますが、
前後ディレーラーもワイヤレスなSRAM方式の方が、
私の好みです。


購入

eTAPについては、購入もしていない時期に少しまとめてみるほど、
かなり期待していました。
でもお値段が高くていまいち踏ん切りがつかなかったですし、
そもそも日本で流通していないことが高く障壁になりました。

そんな中、インターマックスがロード系SRAMの代理店になり、

「少し改善するか?」

と期待したものの、状況は全く改善しません。



アイルランド

手に入らないとなると逆に欲しくなるものです。
気合を入れて、海外通販で購入しました。
購入先はSlane Cycles
初めて使うSlane Cyclesでこんなに高額な買い物をするのは少し怖かったのですが、
Slane Cycles自体の利用報告はネット上で多数見かけていたので
まあ大丈夫かなと判断しました。

ずっとイギリスのお店だと思っていたのですが、
アイルランドのお店だったんですね。


電波の法律

eTapを購入するにあたり、技適問題もありました。
無線の技術基準適合認定または証明(正式名称は調べていません)がないと、
日本で無線通信してはいけない件です。

これについては、同じく海外の自転車販売サイト「Bellati Sport」が

SRAM RED eTAPは日本の技適取ってるよ

とTwitterで明言していました。


しかし、この情報だけでは不十分です。
Bellati Sportが売っているeTapは技適マーク付きだとしても、
Slane CyclesのeTapも技適マークがついているとは限りません。


Bellati Sportが特別に日本のショップと同じeTAPを仕入れていて、
全世界的に扱われているは技適無し・・・
ということもあります。


例えばスマートホン。
各国の使用電波帯に合わせて内部の通信用部品が変更され、
品番・型番が変わることがあります。
3G(WCDMAやcdma2000)/4G(LTEなど) の通信の電波周波数帯は国によって違いますから、
国ごとに適した無線通信ができる商品が作ってあって、
それぞれ受けている認証も異なることがあります。
例えば、iPhone SEにも、技適マーク付きと技適マーク無しの端末が存在します。
simフリー版を個人輸入する方は要注意です。


自転車コンポの場合、
無線は基本的にはコンポ同志のみの通信です。
(その国特有の)基地局の周波数などに合わせる必要はありません。

eTapの周波数帯はきっとISM帯で、
おそらく全世界共通仕様のeTapのはず。
とすると日本で取得した技適は、
全世界のeTAPに対応していると考えるのが自然です。

気になるのは、ここのように、

専用の周波数帯を使用し混線などのトラブルを防止。

というたぐいの記述を見ますが、
eTapの専用周波数を使うなんてことありえません。
全世界で、eTapのためだけの周波数帯を準備できるほど、
周波数帯は余っていないのです。
ドコモ・au・ソフトバンクの周波数帯域争いを見ても伝わってきますよね。
周波数帯は限られた資源と言われるくらい、
あらゆる業界・企業による争奪戦が行われているのです。

「専用の周波数帯」と書いてありますが、
実際は単なる誤訳ではないかと想像しています。
「専用(独自)の通信方式」
とか、そういうことが書いてあったのに、
最初に訳した人が訳し間違ったため、
それが広まったのではないかという推理です。

ちなみに通信方式はありがちなANTでもBluetooth LEでもなく、
AIREAというeTap独自方式。
SRAM公式サイトを引用すると、

AIREA[トレードマーク]
Utilizing 128-bit encryption, eTap shift signals are transmitted and received in accordance with SRAM’s proprietary wireless protocol known as AIREA. Each time an eTap groupset is paired, a new encryption code is generated and assigned to the components in this group to ensure complete shifting security.

とあります。
おそらく、「SRAM’s proprietary wireless protocol」の辺りが
「専用周波数」に誤訳されたのではないかと。
訳者が"proprietary" protocolに反応してしまったのでしょうが、
protocolは周波数は関係ありません。
そして周波数とプロトコルは同じ意味ではありません。
(周波数規定はプロトコルの一部分です)


と、ここまで考察して、
Slane Cycle などの海外通販で購入しても、
技適問題はかなり高い確率でクリアしているだろうと判断しました。
ようやく購入を決意。







到着

今思えば、
Slane cyclesに直接聞けばよかっただけなのですが、
なぜかしなかったんですよね。


A6_05033.JPG
確かにセットで購入しましたが、
まさかすべてが一体になった箱で来るとは。
SRAMの力の入れようが伺えます。

同時に、なかなかバラ品で流通しないのは、
この箱のせいなのでは、とも思ってしまいます。


次回

SRAM RED eTapレポートは、
ネタもないのでのんびりと書き連ねていく予定です。

シフター編に続きます。



SRAM RED eTAP の導入 目次

その1 購入編
その2 シフター編
その3 ディレーラー編
その4 付属品と追加品編
その5 組み付け編



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