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「Di2」シマノ電動コンポを調査せよ8 ワイヤレスユニット・追加スイッチ編 [自転車部品探訪]

前回まで、ジャンクションAについて
調査してみました。
ここまでで、Di2に必要な部品は一通り調査しています。

今回は、

「なくてもシステムとして問題ないが、あると便利」

なもの、
「無線ユニット」「スプリントスイッチ」「サテライトスイッチ」などを調査します。




ワイヤレスユニット


まずはワイヤレスユニットSM-EWW01です。
Di2を使用したくなるきっかけになったのはこのユニットが発売されたからです。



SM-EWW01


ワイヤレスユニットの機能は、Di2の情報をワイヤレス通信で送信すること。
通信規格はANT+ですので、
ANT+に対応したサイコンやスマホなら
その情報を受信できます。
ただし、ANT+のデータを受信するだけではなく、
サイコンならDi2データ対応の機種、
スマホならDi2データを表示できるアプリが必要です。


通信できるDi2情報は3種類。

(1) ギアポジション(フロント・リア)
(2) Di2のバッテリー残量
(3) アジャストモード情報

(1)・(2)はわかるが、(3)は何だろう。
アジャストモードは、Di2の変速調整モードのこと。
Di2では、変速の微調整を15段階のステップから選べるので、
今、何ステップのところに調整している、という情報と思われる。
つまり、調整時以外にはいらない情報かと。

でも、PC無しでも変速調整の自由度が広がりますね。



ケーブルポートは2つ。
ジャンクションBにつないでぶら下げるような接続ではなく、
ジャンクションBとリアディレイラーの間を中継するように接続します。
コンセントの延長ケーブルのようなイメージな接続です。

具体的にはこうすればよいですね。
(1) リアディレイラーのケーブルを抜く
(2) そのケーブルをSM-EWW01に接続する
(3) SM-EWW01のもう1つのポートから、追加のケーブルでリアディレイラーに接続する
(4) SM-EWW01はシートステイに固定する

既にDi2を装備しているバイクでも、
内装・外装に関係なく簡単に追加できます。



問題点は特にないです。
ちょっと値段が高いと感じるくらい?
また、内装Di2の人にとっては、
フレーム外に出ているケーブルを増やすことになるのが気になるかも知れません。

外から見えるケーブルを減らすために、
リアディレーラー付近に接続する発想から離れてみましょう。
内装ジャンクションBの直近に接続して、
フレーム内部に固定しても問題ないのではないかと思います。
カーボンとかアルミとか、電波を通すか不安ですが。
カーボンならいけそうな気がします。

その場合、SM-EWW01の固定方法が問題ですが、
テープか何かで頑張ればなんとかなるでしょう。


ジャンクションB近くで内装にする場合、
SM-EWW01のように同じ場所に2つのポートがあるよりも、
ボディの上下にポートがあるようなつくりの方がきれいに収まりますよね。
そのうちそういう内装用ワイヤレスユニットも発売されると嬉しいです。

もしくは、5ポート以上の内装ジャンクションBがあってもいいですね。
そうすれば、SM-EWW01はジャンクションBにぶら下げるだけで、
中継点のような接続にしなくてもよくなりますから。
5ポートの内装ジャンクションの方が現実的にあり得そうです。

SM-EWW01
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取り扱いが
無いようです






スプリントスイッチ


次に、スプリントスイッチSW-R610です。
これもDi2化されたら使いたいものですね。
電動化の売り文句の一つに、
「SWを追加するとどこでも変速できる」
というものがあります。

本気で走っているレーサーにとっては
「スプリント時(下ハン)の変速の簡略化」なのでしょうが、
私のようなホビーライダーにとっては、
「上ハンでの変速が出来たらいいな~」
という緩い願望。





SW-R610


機能は、単純に、リアディレーラーの変速スイッチです。
フロントは変速できません。
リアのみです。
左右それぞれあるので、片方がアップシフト、もう片方がダウンシフト。
確かに、スプリント中にフロント変速しているようじゃ、
もう勝負は見えているようなものです。



注意点が2つあります。

1つ目は、
ST-9070ST-6870に直接つなげないと使えないこと。
スプリントスイッチはまさかの専用ポートなんです。
ジャンクションAにはつながりませんし、
ST-6770も専用ポートを備えていないためにつなげることが出来ません。

ST-9070・ST-6870専用品であるというわけです。


2つ目は、
ケーブルが短めなこと。
スプリントスイッチというカテゴリーだけあって、
ドロップハンドルのドロップ部を握っている人が操作しやすい位置に
そのスイッチを持ってこれるくらいの長さです。

私の目論見では、
上ハンのステム固定部あたりに持ってこれるといいなあと思っていたのですが、
なかなか微妙な感じのようですね。
色々なブログを読んでみても、

「ステム近くまで持ってこれた」
「上ハン中央くらいまでの長さ」

などの報告があります。
ハンドル幅やリーチ、STI固定ポジションなどですら
影響しそうなくらいシビアそうですね。
私は超ショートリーチのハンドルを使っているので、
理想形に持っていける可能性がありますが、
トライしてみて駄目だった時のダメージが大きいので怖いです。


ところで、呼び名としては

スプリントスイッチ
スプリンタースイッチ

どちらが正しいんでしょうね。


スプリントスイッチ SW-R610
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サテライトスイッチ


最後に、サテライトスイッチです。
スプリントスイッチが使えない場合は、
スイッチを増やすためにサテライトスイッチを使うことになります。




SW-R600


SW-R600の取り付けは結束バンドなので、
大抵の場所に取り付けられます。
ケーブルはジャンクションA/Bに接続できる通常のもの。

なお、接続しただけでは動作せず、
初回はPC(e-tube project)での設定が必要なようです。
(もしかするとスプリントスイッチも同じかもしれません。)


SW-R600の機能は、変速スイッチです。
ユニットには2つボタンがついているので、
ディレイラーのシフトアップとシフトダウンを行えます。
大抵、左ユニットにフロントの変速を、
右ユニットにリアの変速を設定するでしょうが、逆にもできます。

サテライトスイッチなら、本当にどこにでも設置できるので、
ダウンチューブに設置してWレバー気分を味わってみたりすることもできます。
意味ないですけど。

一般的には上ハン中央よりに設置して、
親指でシフトできるようにしておくのが多いでしょうね。
ヒルクライム中のリラックスポジションでも変速できるようになるのは
なかなかのメリットだと思います。


デメリットは、
サテライトスイッチが意外と大きいこと。
大きいというより、分厚い。
なので、ハンドルにぶら下げるような位置に設置することが多いようです。
残念ながらちょっと格好悪いんですよね。

これがもっと薄くなれば、
スプリンタースイッチではなくサテライトスイッチ一択になるのですが。

サテライトスイッチ SW-R600
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その他のスイッチ


他に、SW-S705・SW-M9050などもスイッチ系のパーツとして用意してあります。

SW-S705はアルフィーネ用のサテライトスイッチなので、
フロント変速用パーツが用意されていません。
あえてこのパーツを選ぶ理由がないのであまり調査せず。

SW-M9050はXTR Di2グループのシフターです。
フラットバーのラピッドファイヤのような形状をしていますので、
ロード乗りにはあまり関係ないでしょう。
フラットバーミニベロをDi2化したい人にはよさそうです。
スプリントスイッチは使えません。




まとめ


以上、無くてもいいけどあると便利な物たちでした。
私としては、ワイヤレスユニットSM-EWW01は必須です。
スプリントスイッチSW-R610はケーブル長のリスクが大きい上にフロント変速ができないので
仕方なくサテライトスイッチSW-R600を採用する、
というところでしょう。

次回はタイムトライアルバイク向けパーツを調査します。

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***** 「Di2」シマノ電動コンポを調査せよ 目次 *****
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その01 FD・RD編
その02 STI編
その03 フレーム分類編
その04 バッテリー・台座編
その05 ジャンクションB編
その06 ジャンクションA前編
その07 ジャンクションA後編
その08 ワイヤレスユニット・追加スイッチ編
その09 TTバイク編
その10 特殊STI編
その11 周辺機器編
その12 部品選びまとめ編

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